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ペン回し撮影Tips

これは
「ペン回しある程度できるようになってきた!FSを撮影してCVにでてみたい!けど撮影方法がわからない!」
って人や、
「撮影できるけど、画質の設定方法がわからない!」
などお悩みをかかえている方向けです。

結構個人的な見解が含まれますのでご了承ください。
上級者の方は「いや!そここうやろ!」みたいなツッコミを入れていただければ
コンテンツとして充実したものになりますので、ぜひお願いします。

連載形式でやっていきます。
以下過去記事

第1回 撮影に用いる機材
第2回 WEBカメラを使った撮影について
第3回 カット、エンコードができるソフト
第4回 画質の重要性
第5回 環境構築(机編)
第6回 環境構築(照明編) ~LED照明と蛍光灯~
第7回 環境構築(照明編) ~光の当て方と太陽光~
第7回追記版 紙なしのデメリット
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Advent Calendar用

お久しぶりです。
今年もペン回しAdvent Calendarが開催されるということで、
久しぶりにちゃんと文章を書こうと、息巻いていたのですが、盛大に遅刻してしまいました…
本当に申し訳ございません…

さて今回何を書くかというと、この1年間でCVに提出させていただいた動画を、
振り返りつつ、どんな考えで撮ったのかを綴っていきたいと思います。


1. TsumRakish



今年の出演作1本目は、hashとRoseさんが主宰されているツムラシリーズでした。
撮影したのは去年の10月でしたが…

この動画は反時計回りから切り返しが入り、時計回りになってそのまま〆るという構成になっていますね。
ある意味、基本的な構成を忠実に守ったFSと言えるかもしれません。
もしセルフコピーをするのであれば、この動画を選ぶくらい個人的に好きな動画です。


2. NG × lvt



2作目は、我がLovetrapとチームNGとのコラボCV。
これも撮影したのは昨年末ですね…

撮影にかかった時間が史上2番目に長かった動画です。
1ヶ月ほどしんどい思いをした記憶があります。
できることを全部出したというような動画で、今後これ以上のものを撮れる気がしません。
それくらい気合を入れて撮ったものでしたが、コラボCVというデカい企画だった上に、
周りの出演者がまさに日本を代表するような面子なので、少し埋もれてしまった感がありました。
少し悔しい…


3. Crisis DIVE 1



3作目は剛腕のCrisis DIVE 1でした。
NG×lvt後は完全にネタ切れ状態で、改めて見返すと前2作で使ってるコンボを多用していることがわかりますね…
元々バリエーションが少ないとはいえ今見ると酷い…

ところでこのシリーズの続編どうなったんだ


4. Lura3rd



4作目はLuraさんのLura3rd。
これまた古い動画で、撮影日時は去年の9月でした。
始動と〆の流れ前にやっている親指ではじくやつを、新しく覚えたので使ってみたという動画です。
よく考えるとこれ以降FSでこの技使ってないかもしれない…

今見ると少し安定感に欠けるかなといった印象ですね。
鍛錬が足りていない。


5. 飛翔



5作目はFrontierさんの飛翔でした。
お話をいただいたのは今年の1月頃だったようです。
指定されたパートに合わせて動画を撮る、という試みは初挑戦でした。

ちなみにこれが史上最も撮影に時間がかかった動画です。
約2ヵ月間ずっと担当パート部分を聴きながら、あーでもないこーでもないとやっていました。
私のパートは大体15秒くらいだったのですが、これがまた鬼門でして…
前述の通りバリエーションが少ないため12秒くらいが自分のベストなのですが、それでは尺が足りないわけで… 
では残り3秒をどうするか、ここがかなり悩みどころでした。
そして追い打ちをかけるように卒論の追い込みも重なって、もう色々しんどかった記憶がありますw


6. "Blue Rose"



6作目はツムラの新作"Blue Rose"。
引っ越し後初の出演となりました。
この頃はちょうど色んな画質のカメラをいじっていた時で、
この動画も普段の30万画素ではなく、200万画素のカメラを使用しています。

これはさらっとコンパクトに、を意識して撮ってみました。
結果的に指に巻き付いてる感が出て、独特の雰囲気を出せたかなと思います。


7. JEB Spinfest2016



7作目は世界的なお祭り(?)として開催されたSpinfest2016でした。
こうしてJEB代表のような立ち位置の作品に出たのは初めてでしたね。

実はあまり考えて撮った動画ではなくて、始動以外はすべて手癖です。
〆に至っては流れでキューブになったくらいの雑さ加減。
ただ見返すと割といい線いってるかもとなったので、提出用として保存しておきました。



と、いったところで今年出演させていただいた大体半分まで書き終えました。
JapEnも公開されてしまい、これ以上引っ張るのも非常に申し訳ないので、
後半はまた後日ということにします。

大幅に遅刻して申し訳ございませんでした…
後半と合わせてJapEnの話も書けたらと思っていますので、
よろしければまたご覧いただけると幸いです。

最近思うこと

すっかり時が経ってしまい、広告が出ていました。
というわけで最近よく思うことをダラダラ書き留めておこうかなと。

・JEB消失
まあ一番の出来事はこれではないでしょうか。
いくらなんでもレンタルサーバのzmxが完全死亡するとは夢にも思いませんでした。

ラブトラカップ期間中だというのに・・・・

既にzmxのJEBは検索エンジンに引っかからなくなってるそうで。
旧JEBが遺産のように残ってるのをみると、なんとも言えない虚しさがありますね。

とはいえ良い機会であると言えると思います。
今後運営サイドがどのようにするのか知りませんが、
何か新しい体制にする必要はあったと思っているので。

抱えていた問題点として
1.Twitterの普及により、まったく機能していないトピックが存在していたこと。
2.近年はアクセスが集中していないのにも関わらず、かなり重かったこと。
3.レンタルサーバの料金を支払っている人が第一線を退いていること。
4.長年レイアウトを一新していないため、現代のWEBコンテンツとしては欠点だらけなこと。

etc...

このように多くの改善すべき点があったと思います。
死亡したこの機会を利用して、これらをどうにかしたいところですね。

具体的にどうすればよいのか。
個人的に考えている案を挙げていきたいと思います。

1.Twitterとの住み分けを進め、新JEBではより周知すべきイベントや項目のみを残す。
2.よりよいサービスを提供しているレンタルサーバを利用する。
 ホットサイトもしくはウォームサイト(同じ構成のバックアップ系待機サイト)を用意しておく。
3.支払い体系とその手順等を運営が確立し、引き継ぎができるようにしておく。
4.スマホ向けサイトもしくはスマホアプリを製作する。
 またPC向けサイトのレイアウトもUIを意識し製作する。

この中で一番議論が必要となると思われるのは、Twitterとの住み分けでしょうね。
具体的にどうすればよいのかまでは私も思いつきませんでした。

その他の項目は一部専門的な知識が必要なので、ハードルは高いかもしれません。
しかし個人的にはこれくらいの水準をクリアしてほしいと思っています。
協力できるものがあれば積極的にやりたいとも思っていますので、
何かありましたら是非。。。



・Twitterでのみ活動するスピナーの増加
JEBが存在しない今、このテーマを持ちだすのは適切ではないかもしれませんが
以前よりどうなんだろうな~と思っていたテーマの一つです。
時代の流れではあると思いますが、このようなスピナーがかなり増えたと思います。

個人的に思っている問題点は
1.Twitter、vineで動画を気軽に撮影できるようになったため
 新しく考えたコンボ等を簡単に放出している。
2.Twitterのみで活動が完結している。
 →CVの数が減った一つの原因ではないか。

etc...

これはそれぞれ私の意見を詳細に書いていきたいと思います。

1.Twitter、vineで動画を気軽に撮影できるようになったため
 新しく考えたコンボ等を簡単に放出している。


気軽にアップロードし、様々な人に見てもらえるようになったので
自己顕示欲を満たすことが容易になりました。
ファボが多くつけばうれしいですよね。

この点はとても良い時代になったな~と思っていますが、
問題点であると思っているのは、次から次に動画を連投している人です。

老害的思考なのかもしれませんが、ペン回しを披露する場のメインはCVではないでしょうか。
CVに出るために色んなコンボを考えて、FSを組み、審査へ挑戦する。
この流れは是非無くなってほしくないと思っています。

何故か。
単純に界隈の活性化とレベルアップに繋がるからです。

そのためにはネタを温めておくというのも重要です。
初見の時に「おっ」と思われるためには、どこか一点そのようなものがなければいけません。
ですが先述のように動画を連投していると、
「いつも通り」という印象になりやすいと思います。

私はこのように考えているので、あまり連投しすぎるのもどうなのかなと。
ですが逆の考えとして、ネタを放出しまくって使えなくするという視点もあると思います。
私もたまにやっています。

そういう意味合いがあるのであればレベルアップにもつながると思います。


2.Twitterのみで活動が完結している。
 →CVの数が減った一つの原因ではないか。


これが一番由々しき事態であると思っています。
1の項目で書いたように、自己顕示欲を満たしておしまいとなっている人が増えたと思います。
それが原因の一つとなりCVの数が年々減っているのではないかなと。

スマホでCVを作れる時代になりましたし、質はともかくとして母数は増えて然るべきだと思うのですが、
何故か年々公開される数が減っています。(JEBに公開されたCVの数)

実はTwitterでのみ公開しており、周知されていないだけかもしれません。
しかしTwitterは常に情報が流れていることもあり、
基本的には公開された際にTwitterを見ている人しか認知できません。
そういう意味でもJEBのような場で公開するべきだと思います。

またTwitterで活動が完結してしまう弊害として、
後世に残りにくいという点があると思います。
前述のようにTwitterは常に情報が流れている場です。
アカウントを消してしまえば、すべてが消えてしまいます。
あまりに空しく、悲しいとは思いませんか。。。


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本当にダラダラ書いてしまいました。
ラブトラカップについても本当は書きたいのですが、
審査員をしている立場上、大会期間中に所感を述べるのもよろしくないと思うので
すべてが終わったらまとめて書きたいと思います。

またその時にでも読んでいただければ幸いです。




第7回追記版 紙なしのデメリット


多くの方に読んでいただいているようで、ありがたく思っております。

先日第7回を投稿させていただきました。
するとコメントにて
「紙なしで明るさなど調節した場合でも見栄えはよくないのか」
とのお問合せがありましたので、改めて追記として書こうと思います。



結論からいいますと見栄えはよくないと思っています。

実際に調節をし撮影を行いました。
Youtubeなので画質がひどく劣化していますので、
ダウンロードリンクもご用意しました。こちら



第7回より
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わかりやすいところで言えばスタンドライトによってできる影と、
室内の照明又は太陽光によってできる影が2つ(二重になって)机に写ってしまいます。
私の動画でも度々確認できると思います。

==============================================================

まず影についてはお分かりいただけると思います。
この動画では影が2つできてしまっていますよね。
紙を巻くことで太陽光によってできる影のみにすることができています。


また「光が当たっていることがわかってしまう」点がお分かりいただけるでしょうか。
Youtube版だと少しわかりにくいかもしれませんね・・・

例えを出すとすればテレビの中継を考えていただけるとよいかと思います。
夜に屋外にて中継を行う場合、カメラ側から演者へ光を当てていますよね。
ペン回しとは目的がまったく違いますが、紙を巻かないと「照明当ててるんだな」とわかると思います。

これは「ただ作られた環境」より「作られた自然な環境」のほうが好みである点において
ただ作られた環境」に該当します。
よって私は見栄えが悪いと主張させていただきました。



このような感じで質問の回答になっているでしょうか。
またその他質問がございましたら、ご遠慮なく言っていただければと思います。

第7回 環境構築(照明編) ~光の当て方と太陽光~

今回も照明編ということで光の当て方を太陽光の重要性について書いていきます。
撮影において明るい・暗いは印象が大きく異なります。
また明るければ良いというわけではありません。

そのあたりを踏まえてご一読していただければと思います。


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・スタンドライトの使い方

多くの方は机にスタンドライトを置かれていると思います。
みなさんはどのように活用されているでしょうか。

白熱電球・蛍光灯・LED電球など様々な種類がありますので
それぞれ使っているものは違うかと思います。
またどこに置いてどの向きにしてお使いでしょうか。


それでは私がどのように活用しているかについて理由と共にご紹介します。
まずはこちらをご覧ください。

wqdq.jpg

こちらが使用しているスタンドライトです。
これのブラックを4年ほど愛用しております。

そして見ての通り紙を巻いて光の強さを調整しています。
また紙のせいでわかりにくいですが、手前側に蛍光灯の面がくるようにしています。

それではそれぞれの理由を挙げていきます。


・なぜカメラ側にスタンドライトを置いているか

置いている場所についてですね。
画像の手前側に蛍光灯の面がくるようにしていることからお分かりかもしれませんが、
手の平に光をあてるためです。

ではなぜそうしているのか。
手の甲側から光を当てると、手の平側(動画の手前)が影になり暗くなってしまいます。
影については今後詳しく書く予定ですので簡単に書きますが、
手の平側が影になると以下のようなデメリットが考えられます。

1.ペンが見えづらい
→あくまで主体はペン回しです。それが見えにくいとそれこそ本末転倒といえます。

2.影(暗くなる部分)の比率が大きくなる
→全体的に暗い印象となります。1番と被っている点ですが見えづらいです。

3.影が手前にできることで二重となり集中できない
→あまり気にしない方も多い点ですが、こだわっている方は嫌がります。


3番についてはスタンドライトの場所だけではなく、机の配置も関係してくる点ですので
どうしようもできないという方もいると思います。私も引っ越し前はそうでした。
個人的に行っていた緩和手法は影の記事にて紹介します。


・なぜ紙を巻いているのか

これは前述の通り、光の強さを調整するためです。
紙を巻くことで光を弱めています。
これを行うとスタンドライトの本来持っている実用性を大幅に損なうこととなりますが、
撮影においては大きな効果を発揮します。

紙がある場合とない場合を比較した動画を作りましたのでご覧ください。



比較のため同日・同時刻・同設定にてこの2種類を撮影しました。
このように紙を巻かず光をあてると明るくなりすぎてしまいます。
適度に光を弱めることができるのでオススメです。

また紙を巻くことで光をあてていることがわかりにくくなり自然な明るさを演出できます。
わかりやすいところで言えばスタンドライトによってできる影と、
室内の照明又は太陽光によってできる影が2つ(二重になって)机に写ってしまいます。
私の動画でも度々確認できると思います。
近年撮影したものは気にしているつもりなので、大丈夫だとは思いますが・・・


スタンドライトについては様々な種類がありますが、室内灯と同様にLEDはオススメしません。
白熱電球のものか蛍光灯のものを選ぶとよいと思います。



・太陽光の重要性

続いて太陽光についてお話しします。

現在30万画素カメラをうまく活用しているスピナーは、太陽光をうまく利用している人が多いです。
その理由を2つご紹介します。

1.どの照明器具よりも明るいから
→明るさの単位である照度(ルクス)で比較すれば一目瞭然です。
蛍光灯照明の室内では400~500ルクスであり、晴天時の昼は100,000ルクスと言われています。

2.自然の光なのでわざとらしさがなくなる
→前述のスタンドライトに紙を巻く手法と重なる部分ですが、
人工的な光とは影のでき方と光の当たり方が全然違います。
これは個人的な意見ですが、「頑張ってる」感を出すのはよくないと思っています。
もちろん環境を整えることは重要ですが、撮影のために光を当ててるとわかってしまうほどだと
わざとらしさが出てしまい自然な雰囲気ではなくなってしまいます。
ただ作られた環境」より「作られた自然な環境」のほうが私は好みです。


つまり私は人工的な要素をうまく隠すことが重要だと考えており、それには太陽光は必要不可欠なのです。


余談となりますがペン回しの撮影は太陽が出ている時間に、室内の照明は消灯してすることにしております。
夜は消灯できないためフリッカーの脅威がある点も理由のひとつですが、
上記の「作られた自然な環境」を構築するためです。

某有名スピナーは撮影のたびに部屋の模様替えをしているそうです。
こだわる人はそこまでこだわっているのです。稀な例ですがw



また太陽光を取り入れるにあたり、窓の位置を気にするとより良いでしょう。
例えばPCの後ろ(自分から見て正面)に小窓が北向きもしくは南向きにあると良いですね。
東向きや西向きだと時間帯によってかなり強い日差しが入ってきます。
そこまで強いと今度はカーテンを取り付けるなど、弱める対策が必要になってしまうのです。

ちなみに引っ越し前は前述の位置に小窓がありました。
現在は手の甲側に小窓があり、スタンドライト側(手の平側)にベランダへ出るガラス戸があります。
撮影時はこの2つの窓のカーテンを調節しています。ご参考までに。


----------------------------------------------------

今回は以上となります。
照明は特に重要な要素なので、色々挑戦してみてください。
次回は影についてお話ししようと思っています。
しばしお待ちを。
プロフィール

Jujorous

Author:Jujorous
HN:Jujorous

skypeID:聞かれれば教えます

CV等の元動画はこちら↓
https://www.dropbox.com/sh/dc07sfoywkhzv4x/AADE1vxkFnyHo8oC5twgtANBa?dl=0






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